「冥土カフェ」参加レポート~10年に一度は死んだほうがいい~

「冥土カフェ」・・・

生と死について考えるワークショップや棺桶に入る体験を通して

今をどのように生きていくか考えるワークショップです。

 

 

10年ほど前に何かの本で入棺体験のことを知り

いつか自分も・・・と思っていたところ

この日、願いが叶いました。

 

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★入棺体験のこと。

 

 

自分の足で棺桶に入ります。妙な感覚です。
内部は思ったほど狭くはありませんでした。
蓋がおかれましたが、顔のあたりの窓が開いているときはまだ大丈夫、
窓も閉じられると真っ暗に・・・なるかと思ったら
合わせた部分から光が漏れるのか、
ライン上にまだぼんやり光が見えます。

 

お経も唱えていただきました。すると、自分のお葬式のイメージが浮かんできました。
家族や友人が順に献花してくれる風景です。
みんなは泣いてくれているけど、私はそんなに悲しくありませんでした。
逆に「そんなに泣かないで・・・」という気持ち。

 

本当に自分が死んだときは、心は棺桶の中にあるのか、
浮き上がって天井近くから見下ろしている感じなのか、
そんなことも気になりました。

 

入棺の時間は2分間です。
この日は体験ですが、本番!?までにどう生きるべきか、
今この中で考えなくちゃ・・・と目を閉じました。

 

あっという間の貴重な体験でした。

 

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会場は、おくりびとアカデミー。
こちらはお寺、納骨堂、葬祭場、納棺士育成施設、イベントスペースなどの複合施設です。
施設見学や葬儀に纏わるさまざなお話も伺うことができました。

 

 

おくりびと・・・といえばあの映画。
まさに本木さんに指導されたのもこちらの先代社長様だそうです。
納棺の儀も、見せていただきましたが美しい所作にほれぼれします。
私もこのように丁寧に扱われて送られたいと思いました。

 

 

 

(三田家のお墓はサンプルだそうです。)
また葬儀、火葬、お墓など、東京ならではの事情も興味深く拝聴しました。
なかでも、まるで立体駐車場のようなシステムの納骨堂にはびっくり。
いたれりつくせりの配慮に感動するとともに
ここまでして死んだ後の自分の骨を残しておくべきなのかどうかも、
ふと考えさせられました。

 

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ワークショップでは
失いたくないもの、欲しいもの、
死ぬまでにしたいこと、
墓標に書かれたいことなど
自分で考え、周りと対話し、
そして入棺させていただき
気づいたというより再確認できたのは以下のとおり。

 

  • 行動、実践する。
  • 周りを気にしすぎないこと。あえて空気を読まない(笑)
  • 常日ごろから感謝を伝える。

 

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「死を考えることで生が輝く」

 

冥土カフェの時間だけでもこのことを深く実感したのですが

その後のお通夜(=飲み会!)が、いつも以上に楽しく感じたのも

入棺体験の影響か、メンバーが面白すぎたのか(笑)

 

 

 

写真左から
久保田さん:作業療法士・二級建築士・デイサービス経営他(冥土カフェ主催者)
鈴木さん:理学療法士・僧侶(冥土カフェでのお経と貴重なお話に感謝)
志垣さん:理学療法士・フリーランスPTの先駆的存在
池田
豊原さん:理学療法士・名刺に書かれた「明らめる≠諦める」が響きました☆彡

 

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弊社の取り組み、インテリアリハビリテーション®は
心を元気にするという意味も込めてのもの。

 

「冥土カフェ」はその考え方にも通じるところを感じ、
主催者の久保田さん、来年別件で熊本にいらしていただく予定あり、
九州でも開催できないものかなあと、考え中。
良い報告ができればよいのですが・・・
すこしお時間くださいませ。

 

この日の宿泊先は秋葉原。
カタカナのほうの「めいどかふぇ」聖地でございました。
もちろん、そちらには行っていません(笑)

この記事を書いた人
池田 由里子

池田由里子

株式会社リハブインテリアズ 代表取締役(理学療法士・インテリアコーディネーター)
医療福祉施設「環境づくり」の専門家。
施設インテリアを再適化することで、患者様やお年寄の心や身体の回復をサポートする考え方 「インテリアリハビリテーション®」を提唱、実践しています。